認知行動療法 (CBT)の考え方を家庭で実践する

認知行動療法 (CBT)の考え方を家庭で実践する

当サイトの用語集のでも掲載している認知行動療法(CBT)の考え方を家庭(親子間)で取り入れる必要があると考えております。

CBTという言葉が分からない人には難しく考えてしまうかもしれません。もちろん、細かなことも多々あったりしますが、考え方は非常にシンプルなのです。

子供の良いところに注目し、更にその部分を伸ばしましょう

と、いう考え。(あくまでも方法の一つですが。)

長期間に渡って取り組む場合、やはり個人的にはこれくらいシンプルな発想の方法が長続きするのではないかなって思います。

また、良い所に注目すると言っても、ただ単に「良い子だねぇ」と、「何が」「どんなところが」良いのか分かりませんので、具体的に伝えることが大切です。

外から帰ってきた時、ちゃんと靴を並べて脱げたなら、「ちゃんと靴を整理出来て良いね!」。「お風呂掃除をしてくれて良いね!」「食べたあと、忘れずにお皿を流しに持ってきてくれて良いね!」など、具体的に良いところを伝えてあげることです。

具体的な行動に注目して褒めることで、子供にも「何が認められ、何が認められない」ということが伝わりやすいからです。

もちろん簡単なようで、「でも・・・」と感じる人も多いでしょう。日頃から子供の行動にイライラして不満が溜まってる親が多いのも事実ですからね。

ですので、最初は意識的に良いところを「見つけ出す」をしましょう。それこそ、それを習慣化して自分の癖のようにすれば、非常に楽に自然に出来るようになると思います。

ここまで読んで、気付く人は気付いたかもしれませんが、この考え方は発達障害など、何かしら障害を抱えてるお子さんの親が実践していることと同じようなものなのです。

つい親は子供の悪いとこにだけ目がいってしまいますが、意識して良い所に注目し、褒めて、自信をつけさせる・・・というものです。

ウツ状態、うつ病に関係なく、日頃からこのような考えでお子さんを見れるようになれれば、親も子も良い状態を維持できると思いますよね。

 

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