基本症状は大人のうつと同じであるということ。

基本症状は大人のうつと同じであるということ。

米国精神医学会(American Psychiatric Association ; APA)の診断基準のDSM-Ⅳによると、下記のようにうつ病の症状を9つほど提示しております。

■主症状

抑うつ気分

興味や喜びの喪失

■副症状

食欲不振、体重減少

睡眠障害

焦燥感、行動制止

易疲労感、気力減退

無価値感、罪責感

思考力、集中力減退、決断困難

自殺念慮、自殺企図

※上記の症状のうつ五つ以上の症状が存在して、更にそれらの症状の中で少なくとも一つは主症状があり、その症状は同時に2週間以上持続して、病前の機能の障害を起こしている状態を大うつ病エピソードと定義。

また、これが小児や青年に適応される場合は、上に書いた「抑うつ気分は=イライラした気分」でもよい。更に体重減少については、成長期に期待される体重増加がみられないことでもよいとされています。

ちなみに子供のうつ病は単独で出現するよりも、不安障害や摂食障害、ADHDや行為障害などに合併して出現することが多い。※不安障害⇒社会恐怖、強迫性障害、パニック障害

 

 

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