希死念慮(きしねんりょ)
希死念慮(きしねんりょ)
似たような言葉で自殺念慮(じさつねんりょ)というのがあります。
自殺念慮の場合はどちらかと言うと、ずっと死にたいと思い、自殺することに対して長い時間思いを巡らせることであるが、希死念慮は客観的にみると理解できない理由で死にたいと思うこと。
常に死にたいというわけではなく、その思いが散発的に出現する場合を指すことが通例。
例えば「死ね」という言葉が幻聴として聞こえてるからとか、ただ単に死にたいとか、楽になりたいとか、消えてなくなりたいなどが具体的な表現型です。
やはり精神の障害があり、その症状として死にたいと願う時に言葉を使います。
※自殺念慮は自殺願望とほぼ同じ意味合いの言葉です。